
「庭あそ」さんからご紹介いただいたお仕事。
高校生切り絵作家の「安田幸大」君のアトリエの玄関前の飾りを作らせてもらいました。
彼のカラフルな作風から、ステンドグラスを組み込みました。
イメージは宇宙から降り注ぐ光、太陽の光、虹の粒、大地の緑、そして青い水をイメージしたステンドグラスを配置。
アイアンのオブジェは大地からぐんぐん伸びる植物。
安田くんは僕の下書きを見たときに「ジャックと豆の木だ。」と表現したそうな。
そこから僕もインスピレーションをうけて、豆の木をイメージしたアイアンにしました。
そしてその二つのラインが重なり、切り絵作家の命ともいうべき「ハサミ」のような交差がうまれています。
彼は自閉症という個性を持っています。
作り出すものはとってもあたたかくて、ユーモアがあって見る人をホッとさせ、元気があふれます。
彼が小さいころ、お母さんがじっとしていない彼になんとかじっとさせようと苦肉の策で始めたのが「絵」でした。
始めは絵を描いていたそうですが、ある日、自分の描いた絵を切りだしたそうです。
そして今の切り絵がうまれているそうです。
お母さんとお話ししていると、ご苦労もたくさんあったでしょが、生き生きと語られる明るい姿にこちらも元気になります。
理解あふれるこういうご家族がいて、彼の才能の種も芽がでて、葉が茂り、花が咲き、成長していくんだな。と思いました。
僕は彼のような芸術家ではありませんが、ものづくりをする一人として刺激をうけました。
また彼の展示会などぜひ機会があればご覧になってみてください。











アイアンクラフト&ガーデンデザイン じんぱち
⚪️MAISAKAギャラリー
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